シニアジョブエージェントの職種別用語集

た行の用語

DI業務 医薬品に関する情報を国内外から収集・評価・整理・加工し、医療従事者(医師、看護師、薬剤師など)や患者に対して、適切かつ迅速に提供する専門業務のことです。医薬品の適正使用の推進、副作用情報の伝達、新薬情報の提供、問い合わせ対応などが含まれます。 ディーラー 特定の自動車メーカーと特約店契約を結び、そのメーカーの新車および認定中古車の販売、純正部品の供給、そしてメーカー基準に基づいた質の高い点検、整備、修理サービスを総合的に行う正規販売店です。最新の技術情報、専用の故障診断機(スキャンツール)、特殊工具などが利用可能で、メーカー独自の研修制度も充実している場合が多いです。新型車や特定メーカーの車種に関する深い専門知識・技術を習得・維持したい整備士に適しています。 デイサービス(通所介護) 日中に施設へ通い、食事や入浴、機能訓練、レクリエーションなどを受けるサービスです。利用者の心身機能の維持向上や社会的孤立感の解消に加え、介護する家族の負担を軽減する「レスパイトケア」としての役割も担っています。自宅から施設までの送迎もサービスに含まれるのが一般的です。 電気自動車整備(EV整備) バッテリーに蓄えられた電力のみを動力源として電気モーターで走行する電気自動車(EV)の点検、整備、修理を行うことです。高電圧大容量バッテリーシステム、駆動用モーター、インバーター、車載充電器、DC-DCコンバーター、バッテリー冷却システム、回生ブレーキシステムなど、ガソリン車やハイブリッド車とは異なる独自の構造やシステムに関する専門知識、そして高電圧システムを安全に取り扱うための専門技術と、感電防止のための特別な安全教育(低圧電気取扱業務特別教育など)の修了が必須となります。 電気設計・回路設計 電子機器や産業機械が意図通りに動作するための電気的な仕組みを設計する技術職です。「電気設計」は製品全体の電力供給や制御システムを考え、「回路設計」はその中核として電子部品を組み合わせた具体的な回路図を作成します。製品の性能、消費電力、安全性を決定づける、ものづくりに不可欠な専門分野です。 電子カルテ 従来、紙で管理されていた診療録(カルテ)を電子的なシステムで一元管理する仕組みです。医師や他職種が入力した情報をリアルタイムで共有できるため、チーム医療における情報伝達の迅速性と正確性が向上します。医療安全を支援する機能も搭載されており、看護業務の質と安全性を高める上で不可欠なツールです。 電子処方箋 従来の紙の処方箋をデジタルデータで運用する仕組みです。処方内容が国のサーバーで管理され、複数の医療機関や薬局で情報共有が可能になります。これにより、重複投薬や危険な飲み合わせのチェックが容易になり、医療の安全性が向上すると期待されています。 電子帳簿保存法 国税関係帳簿書類(仕訳帳、総勘定元帳、請求書、領収書など)を、紙媒体ではなく電子データで保存することを認める法律です。保存方法には「電子帳簿等保存」「スキャナ保存」「電子取引データ保存」の3つの区分があり、特に2024年1月からは電子取引で授受したデータ(メール添付の請求書PDFなど)の電子保存が原則として義務化されました。保存にあたっては、真実性の確保(改ざん防止措置など)と可視性の確保(検索要件など)が求められます。 データ入力 紙媒体のアンケート結果、手書きの申込書、名刺情報、音声データなどを、コンピュータシステムが処理できるデジタル形式で入力する作業です。専用の入力システムや表計算ソフト(Excelなど)が用いられることが多く、正確性と迅速性が求められます。 当直 夜間や休日など、通常の診療時間外に医療機関に待機し、救急患者の対応や入院患者の急変などに備えて診療業務を行う勤務形態です。宿直と日直があり、医師の負担が大きい業務の一つとされています。医師の働き方改革の中で、当直体制の見直しや複数医師による当直、当直明けの休息確保などが課題となっています。 答弁書 訴状を受け取った被告が、原告の請求や主張に対して、最初に自らの言い分を記載して裁判所に提出する書面です。訴状に書かれた「請求の趣旨」に対する答弁(請求を認めるか棄却を求めるか)と、「請求の原因」に記載された事実関係を認めるか否認するかを明らかにします。被告がこれに反論を記載して提出することで、訴訟における争点が明確になります。 登録販売者 OTC医薬品(一般用医薬品)のうち、第二類医薬品と第三類医薬品の販売を行うことができる専門資格です。薬剤師とは異なり、第一類医薬品の販売や調剤業務は行えませんが、ドラッグストアや薬店などで、購入者への情報提供や相談対応を行い、セルフメディケーションの推進に重要な役割を果たします。 特殊整備士 自動車整備士国家資格の中で、自動車の特定の装置や分野に関するより専門的な知識と技能を認定する資格です。「自動車車体整備士」(車体の板金・塗装、フレーム修正など)、「自動車電気装置整備士」(バッテリー、スターター、オルタネーター、エアコン、各種センサーなどの電気系統)、「自動車タイヤ整備士」(タイヤの点検、組換え、バランス調整、修理など)の3種類があります。それぞれの分野で深い専門性を追求したい整備士が取得を目指す資格です。 特定建設業 発注者から直接請け負った1件の建設工事で、下請契約の合計額が5,000万円以上(建築一式工事は8,000万円以上)(税込)となる場合に必要となる建設業法上の許可区分です。この基準は2025年2月1日に施行された政令改正で、従来の4,500万円(建築一式7,000万円)から引き上げられました。特定建設業者には十分な財務基盤と技術者の配置(監理技術者の配置義務など)が求められ、施工体制台帳の作成義務など一般建設業よりも厳しい要件が課されます。 特定社会保険労務士 個別労働関係紛争において、裁判外紛争解決手続(ADR)における代理人として活動することが法的に認められた社会保険労務士です。厚生労働大臣が定める特別研修を修了し、紛争解決手続代理業務試験に合格することで、その旨が社労士名簿に付記されます。都道府県労働局などで行われる「あっせん」手続において、事業主または労働者の代理人となり、紛争の円満な解決を支援する、準司法的な役割を担います。 特別養護老人ホーム 通称「特養」と呼ばれる、地方公共団体や社会福祉法人が運営する公的な介護施設です。在宅での生活が困難で、常時介護を必要とする高齢者に「終の棲家」として生活の場を提供します。原則として要介護3以上の方が入居対象ですが、やむを得ない事情がある場合は要介護1・2の方でも特例的に入所が認められることがあります。民間施設に比べて費用が安価なため待機者が多いのが特徴です。 都市計画 都市の健全な発展と秩序ある整備を図るための土地利用、都市施設の配置、市街地開発事業などに関する計画。都市計画法に基づいて策定され、用途地域、道路計画、公園緑地計画などが定められます。建設コンサルタントは、これらの計画策定や関連調査に関与します。 塗装 製品の表面に塗料を塗布し、塗膜を形成させる表面処理技術の一つです。金属製品を錆から守る「防錆」、製品に色彩を与えて美観を向上させる「装飾」、さらには絶縁や遮熱といった特殊な機能を付与する目的があります。製品の耐久性と商品価値を高めるために不可欠な最終工程の一つです。 特掲診療料 診療報酬点数表の第二章に定められている、個別の医療行為(検査、投薬、手術、リハビリテーションなど)に対する評価です。医療の専門性や技術、手間などを反映したもので、診療報酬の大部分を占めます。これに対し、基本的な診察行為などを評価するのが「基本診療料」です。 トランスミッション修理・交換 エンジンの動力を走行状況に応じて適切な回転数とトルク(回転力)に変換し、駆動輪に伝える重要な役割を担う変速機(トランスミッション)に発生した不具合を修理したり、アッセンブリー(部品一式)または個別の構成部品を交換したりする専門的な整備作業です。オートマチックトランスミッション(AT)、マニュアルトランスミッション(MT)、無段変速機(CVT)、デュアルクラッチトランスミッション(DCT)など、トランスミッションの種類に応じて構造や制御方式が大きく異なるため、それぞれの専門知識と高度な技術、専用工具が必要です。異音の発生、変速時のショックや滑り、オイル漏れなどの症状から原因を特定し、精密な分解・部品交換・調整、あるいはユニットごとの交換を行います。

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