シニアジョブエージェントの職種別用語集

仕訳 しわけ

企業の日々の取引を、簿記のルール(借方・貸方)に従って勘定科目に分類し、帳簿に記録するための基礎的な作業です。全ての会計処理の出発点であり、正確な仕訳が正確な財務諸表作成に繋がります。取引を原因と結果に分解し、資産・負債・純資産・収益・費用のいずれの増減に該当するかを判断し、適切な勘定科目を用いて借方(左側)と貸方(右側)に同額を記録します。例えば、商品を現金100円で仕入れた場合、借方に「仕入 100円」(費用の発生)、貸方に「現金 100円」(資産の減少)と記録します。正確な仕訳は、総勘定元帳への転記を経て、試算表、そして最終的に財務諸表の作成へと繋がるため、会計処理の出発点として極めて重要です。
用語集トップへ