安全管理 あんぜんかんり
建設現場における労働災害や公衆災害を未然に防止し、作業員および第三者の安全と健康を確保するための計画的かつ組織的な活動全般を指します。具体的には、危険予知活動(KY活動)の日常的な実施、安全衛生計画の策定と周知、新規入場者教育や職長教育などの安全教育の実施、ヘルメットや安全帯などの保護具の着用徹底、足場・型枠支保工・建設機械などの安全点検、現場の安全パトロール、ヒヤリハット事例の収集と対策検討、災害発生時の対応体制の整備などが含まれます。労働安全衛生法に基づき、安全衛生責任者や統括安全衛生責任者の選任・指揮も重要となります。施工管理技士の最も重要な職務の一つであり、工程管理、品質管理、原価管理と並ぶ4大管理の一つです。