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資格がなくてもできる仕事はある?中高年でも活躍できる7つの仕事をご紹介

松澤裕介 【キャリアアドバイザー】

資格がなくてもできる仕事はどういったものがあるでしょうか。その中でも実際にシニアが活躍している仕事を7つピックアップしてご紹介します。

目次

50代を過ぎてからの転職や再就職はハードルが高く感じられることが多いです。
資格を持っていない場合、転職には不利になってしまうと考えてしまいがちですが、実は無資格でもできる仕事は世の中には多数あります。

では、資格がなくても働ける仕事にはどのようなものがあるのでしょうか。

資格がなくてもできる仕事


ここでは資格がなくてもできる仕事についていくつかご紹介します。

営業職

営業の仕事は、商品をお客様に提案し、販売することです。
コミュニケーション能力や行動力、商品の知識は必要ですが、資格がなくてもできる仕事です。

管理人

管理人の仕事は50代60代の人も多く活躍しています。
受付をはじめとした、点検や清掃など、マンションを管理する仕事です。
業務内容もそこまで難しくないため、はじめての方にもおすすめです。

農業

農業は農作物の手入れ、収穫、出荷を行います。生産する農作物の種類によって、生産方法や管理方法が大きく異なることも、農業の特徴です。
持っていると役に立つ資格もありますが、農業を始めるために必須な資格はありません。

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清掃

清掃は年齢を問わず活躍されている方が多い仕事で有名です。
駅やショッピングモール、オフィスや病院、ホテルなどといった場所で清掃します。
業務内容も難しくなく、資格や経験がなくても働くことができるので、さまざまな年齢層の方に人気です。

接客

どの業界でも接客の仕事は多く見られます。
主に飲食店や施設、ホテルなどでお客様の対応やサービスを提供します。

勤務先によってはある程度の業界の知識が必要になる場合もありますが、特別な資格を必要とする職場は少ないため、資格がない場合でも勤めることができます。
そのため、シニアの転職や再就職にも、おすすめしやすい職業です。

実は資格がなくてもできる仕事

世間的なイメージでは資格がないとできないと思われている仕事でも、実は資格がなくとも働けることがあります。

ここで取り上げて紹介するのは、「医療事務」と「税理士補助」です。
医療事務には多くの資格があり、税理士補助も税理士の資格が必要なイメージがあるかもしれませんが、本当に資格が必須なのかその実態をご紹介します。

医療事務

医療事務の仕事内容はレセプト業務をはじめ、受付や会計業務、クラーク業務です。
医療事務に関する資格はたくさんありますが、現在日本では医療事務の国家資格はなく、すべて民間資格です。

資格があると有利になることも多いですが、資格より経験を重視する会社が多いため、資格がなくても就職できるケースがあります。

税理士補助(会計)

税理士の仕事は資格が必要になりますが、税理士補助の場合は特別資格を必要としません。
税理士補助の仕事は、クライアントの企業の経理事務代行やオフィス訪問などで、税理士をサポートする仕事です。

医療事務と同様、資格ではなく経験が重視されます。税理士事務所経験や企業での経理経験があれば資格がなくても採用されるケースが多いです。

また、2年以上の実務経験があれば、税理士資格の受験の条件を満たすことができるため、資格に挑戦することも可能です。

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まとめ


このほかにも資格がない場合でもできる仕事はあります。その中でも経験を重視し、資格がなくても採用に至るケースも多くあります。

他にも医療事務や税理士補助のように、資格が必要だと思い込んでしまい、挑戦の機会を逃している仕事もあるかもしれません。

まずは気になる仕事について詳しく調べることが大切です。
この記事を読んで、資格がなくてもできるお仕事にチャレンジしていただけたら幸いです。

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この記事の監修者

松澤裕介 【キャリアアドバイザー】

キャリアアドバイザーとして、転職相談3,000名以上、紹介企業数10,000社以上に対応。年間1,000名以上の履歴書、職務経歴書を作成。主に医療・介護業界の人材紹介を担当。「シニア人材の転職市場・転職の注意点」などのテーマで記事やコラムを監修。

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