公開日:
更新日:

50代以上の再婚率は意外に高い!熟年再婚の秘訣とは?

小崎佳澄 【成婚コンシェルジュ】

50代で再婚をする人が近年増えています。今回は50代の再婚率や、再婚したいと思った理由、50代の方々の恋愛意欲はどれくらいあるか、そして再婚した人の成功体験談などもご紹介します。

目次

結婚する夫婦の4組に1組は “再婚”

内閣府男女共同参画局が作成した「結婚と家族をめぐる基礎データ」という資料の中にある「結婚するカップルのうち夫又は妻のどちらかが再婚であるカップルの割合」というグラフを参考にすると、婚姻した夫婦のどちらかが再婚のケースは、1965年時点ではわずか11.2%でしたが、2019年時点では26.7%に増えています。
現代では、結婚する夫婦の4組に1組は、どちらかが再婚だということです。

少し古いデータになりますが、2016(平成28)年に厚生労働省が公開した、『人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況』の表「夫妻の初婚-再婚の組合せ別婚姻件数及び構成割合の年次推移 昭和50〜平成27年」という資料も見てみましょう。
初婚と再婚の割合と年次推移グラフ。40年で再婚の割合は倍増している。

1975年時点の初婚と再婚の比率は、初婚87.3%、再婚12.7%でしたが、2015年時点ですと、初婚73.2%、再婚26.8%となり、40年間で再婚の比率が倍増していることがわかります。

つまり、年々再婚者数は増えており、近頃では再婚が珍しい例ではなくなってきているのです。

参考資料


再婚者同士の婚姻平均年齢は男性46.5歳、女性42.7歳

再婚者の年齢について、引き続き厚生労働省の『人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況』を参考に、確認していきましょう。

2015年に婚姻した人の平均年齢は、男性は33.3歳、女性は31.1歳でした(以下、すべて国際結婚を含む)。一方、再婚者の場合ですと、平均年齢はぐっと上がります。
具体的には下記のような組み合わせと、平均年齢になります。

<再婚の組み合わせと、それぞれの平均年齢>

  • 夫婦とも再婚の場合:夫46.5歳、妻42.7歳
  • 夫初婚、妻再婚の場合:夫35.9歳、妻36.0歳
  • 夫再婚、妻初婚の場合:夫39.6歳、妻32.9歳


このように、夫婦とも再婚の場合は、40代以上の年齢層がメインとなるようです。

参考資料
人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況より、(3)平均婚姻年齢及び年齢差(厚生労働省 平成28年)

50代以上の5年以内の再婚率、男性は5人に1人、女性は8人に1人

引き続き「婚姻に関する統計」を参考に、離婚をした人の5年以内の再婚率を確認していきます。

「(3)離婚した者の再婚の状況」の項目を見ると、2007(平成19)年に離婚して、2007〜2011年の間に再婚した人の割合は、夫が28.4%、妻が24.2%となっており、離婚から5年以内に再婚している人は、4人に1人の割合でいるということがわかりました。

それでは50代以上の再婚者だけに絞って見ていきましょう。
2007(平成19)年に離婚して、2007〜2011年の間に再婚した50代の人の割合は、夫が19.1%、妻が11.8%です。
50代の男性はおよそ5人に1人、50代の女性は8人に1人が、離婚から5年以内に再婚をしていることになります。

以上の統計データから、現代において、50代以上の熟年再婚は珍しくないということがわかりました。

離婚に関連した記事


再婚したい人の主な理由は「寂しい」「相手が見つかった」「老後の不安」など

再婚をする人・したい人は、具体的にどのようなきっかけやタイミングで再婚を考えるのでしょうか?

占い総合サイト「シッテク」を運営する株式会社クリプタルが、離婚歴のある人に対して、再婚に関するアンケートを行いました。
このアンケートの中から「再婚したいと思ったきかっけやタイミングはいつか」という質問に注目し、「再婚したい理由」に迫りたいと思います。

<調査概要>
調査主体:株式会社クリプタル
調査方法:インターネット調査
調査対象:離婚歴のある18~69歳(男性122名・女性178名)
対象期間:2021年2月12日~2021年2月14日
引用記事:再婚したい理由はやはり寂しさ?離婚歴のある方に再婚に関するアンケート|株式会社クリプタルのプレスリリース

離婚歴がある男性が再婚したいと思った、もっとも多い理由は「寂しくなった」が37.9%(33人)で、「気になる相手が見つかったから」が18.4%(16人)、「老後の不安」が12.6%(11人)と続きました。
離婚経験がある人への質問「再婚したいと思ったきっかけやタイミング(男性)」への回答グラフ

一方の女性が考えた再婚の理由は多数あり、

  • 寂しくなった:15.4%(20人)
  • 気になる相手が見つかったから:14.6%(19人)
  • 特にきっかけやタイミングはない:13.1%(17人)
  • 子供が欲しくなった:12.3%(16人)
  • 子供を育てるパートナーが欲しかった:12.3%(16人)
  • 経済的な理由:11.5%(15人)
  • 老後の不安:11.5%(15人)


などが僅差で並びました。

離婚経験がある人への質問「再婚したいと思ったきっかけやタイミング(女性)」への回答グラフ
年代別のデータではないため、再婚を考える理由として、「子供が欲しい」や「子育てを共にするパートナーが欲しい」などの若い世代ならではの回答も多いようです。
50代以上の人に限った場合ですと、気になる人の存在はもちろんのこと、1人暮らしの寂しさや、老後生活の不安、そして経済的な不安の解消などが、再婚を検討する大きな理由になるのではないかと考えられます。

50代以上の未婚者、19%が恋愛中、56%が状況次第で恋愛の可能性あり

50代の再婚を含めた恋愛への意欲は、実際にどのくらい高いのでしょうか?

タメニー株式会社が運営する結婚相談所「パートナーエージェント」が実施した、50〜79歳の未婚男女2,100人へのアンケート調査を参考にしてみましょう。

アンケートでは、50代以上の未婚者に「現在、恋愛をしていますか?」と尋ねたところ、「交際相手がいる」と答えた人が10.2%、「好意を寄せている相手がいる」が3.7%、「なんとなく気になっている相手がいる」が5.1%となり、全体の約2割(19.0%)が恋愛中であることがわかりました。

一方で、「恋愛に興味がない」と回答した人は25.0%おり、そのほかの人は「現在は(恋愛)していない」「分からない」という浮遊層に入ることがわかります。

アンケートの結果をまとめると、50代の未婚者のうち、19%はすでに恋愛中で、25%は恋愛意欲がなく、残りの56%の人たちは「状況次第では恋愛をする可能性がある」と考えられます。
未婚の50〜70代への質問「現在恋愛をしていますか?」に対する回答グラフ

<調査概要>
調査機関:タメニー株式会社が運営する結婚相談所「パートナーエージェント」
調査方法:インターネット調査
調査対象:50~79歳未婚男女2,100名
集計期間:2022年9月2日~7日
有効回答数(サンプル数):2,100名
引用記事:恋愛や結婚だけじゃない、パートナーや友人、仲間が「必要」独身ミドル・シニアの41.1%|タメニー株式会社のプレスリリース
※アンケートの対象には、離別・死別などで未婚の人以外に、生涯未婚の人も含まれます。

独身の50代の恋愛観に関連した記事
独身ミドル・シニア(50代〜70代)の恋愛観 − 老後を共にしたい相棒、女性は「友人」、男性は「1人」と「恋人」が拮抗【2022年9月調査】

老後の生活を送るのに1人より2人がいい理由

再婚をしなかった場合の、1人暮らしの老後生活には、どの程度の資金が必要なのでしょうか。

当サイトの記事「独身の老後資金はいくら必要?おひとりさまの住まいの選び方も解説」でお伝えしたように、独身者に必要な老後の資金は、約300万円〜500万円程度(住宅費用を除く)だと考えられています。
配偶者や相続人がいない50代の場合は、定年退職をする前に、老後を過ごす住居を検討したり、成年後見制度について検討したりするなど、老後のことをあらかじめ考えておく必要があるでしょう。

独身者の老後に関連した記事


その一方で再婚をすると、世帯支出は1人分増えてしまいますが、世帯収入を支える働き手が1人増えますので、独身の時よりも老後の資金を増やすことが可能です。

また、再婚をすれば、老後生活の過ごし方について、配偶者とアイデアを持ち寄って、さまざまな角度からベストの方法を2人で検討することができますので、1人で考えるよりも心強いでしょう。

熟年再婚するための出会い方法、人気が高いのは「結婚相談所」

老後の寂しさや、経済的な不安を解消するためには、早い段階からの婚活をおすすめします。

50代婚活の成功の秘訣は「積極性」と「スピード感」【成婚コンシェルジュ監修】

上記の記事でご紹介したように、50代で婚活を成功させている人には、新しい出会いに対して積極的で、行動力やスピード感がある、という共通の特徴が見られました。

また、50代以降になると、お見合いパーティーやバスツアーなど、リアルな出会いイベントへの参加を重視する傾向にあります。

若い世代には、誰でも気軽に使えるマッチングアプリが好評ですが、50代になると慎重な人が増えるため、専任のコンシェルジュからのサポートが受けられる結婚相談所などのほうが好まれるようです。

「コンシェルジュのサポートがあったおかげで、途中で心が折れずに成婚までたどり着けた。1人で婚活をしていたら無理だったかもしれない」と語る50代の会員の方も多いようです。

老後を共に過ごす人と出会いたい、真剣な交際がしたい、という人は、結婚相談所の利用がおすすめです。

<50代におすすめのマッチングアプリに関する外部参考記事>
50代に最適!真剣な出会いを求めるなら使いたいおすすめマッチングアプリ7選

50代以上で再婚した人の成功体験談

50代で結婚相談所「パートナーエージェント」に入会し、見事に再婚されたお二人の体験談をご紹介します。ご自分の再婚活動にぜひ役立ててください。

57歳・大手自動車メーカーに勤務する男性の場合

離婚をして8年が過ぎ、そろそろ再婚したいと考えていましたが、男性が多い職場ゆえに、新たな出会いにはほとんど期待できない状態でした。

そんな中、電車の中吊り広告を見て、友人からも評判がいいという話を聞いたので、思い切ってパートナーエージェントへ入会。
3人目の交際相手と真剣交際を経て、見事にゴールインできました。

常に自分の味方になってくれるコンシェルジュとお話することで心が落ち着き、2人との交際失敗も無事に乗り越えられました。

参考資料
会員のホンネ体験談 No.1633|結婚相談所パートナーエージェント【成婚率No.1】を元にシニアタイムズが体験談を編集

52歳・国家公務員の男性の場合

離婚後、しばらくの間は再婚する気になれなかったものの、親の再婚への期待や、定年退職後の不安などから入会を決めました。

コンシェルジュには、ファーストコンタクトの場所から、交際の心構えなど、細かいことを相談し、すべて親身に答えてもらえたのがうれしかったです。
おかげで自分が自然体でいられて、心地よい時間を過ごすことができるお相手と巡り会うことができました。

お相手の気持ちや交際の方向性なども、コンシェルジュ経由で適宜確認することができましたので、コンシェルジュのサポートなしでは成婚退会できなかったと思います。

参考資料
会員のホンネ体験談 No.1433|結婚相談所パートナーエージェント【成婚率No.1】を元にシニアタイムズが体験談を編集

この記事の監修者

小崎佳澄 【成婚コンシェルジュ】

2014年、株式会社パートナーエージェント入社。会員様に対し、ご自身がどうしたいのかを軸に、活動のサポートを行う。ラポール形成(共感に基づいた信頼関係を結ぶこと)を大切にし、本音で話していただきやすい環境を作っている。 現在、東海エリアと北日本エリアにおいてエリアマネジャーを務める。

おすすめの記事

併せて読みたい